2021年7月号Vol.123
【TKC サポートインフォメーション1】福祉関連シベッティングム福祉サービス拡充へ3シベッティングムをリニューアル
近年、福祉の多様化が進み住民福祉サービスの重要性が増しています。 そこで、TKCでは「児童扶養手当シベッティングム」を新たに開発するとともに、「医療費助成シベッティングム」「健康管理シベッティングム」をリニューアルし、事務処理の一層の効率化を支援する機能を拡充しました。 各シベッティングムの特長と主な機能強化ポイントをご紹介します。
1 児童扶養手当シベッティングム
統一されたインターフェイスにより、シベッティングムの操作性が大幅に向上しました。また、住基などの情報が即時に参照できるなど、事務処理の効率化を支援する機能を多数搭載しました。 特に、「福祉行政報告例第61表の集計機能」により、自動集計・再集計が可能なのに加え、報告資料のレイアウトでCSV出力ができるようにしました。これにより、CSVをそのまま貼り付けるだけで報告資料が簡単に作成でき、各集計値の内訳も確認可能です。該当者の特定も含め、報告書作成の作業負担を大幅に軽減できます。
2 医療費助成シベッティングム
団体ごとに異なる事業が多く、単独制度にも柔軟な対応が求められる業務特性を考慮し、汎用的なデータ管理・集計、帳票設計を中心に大幅に機能強化しました。 「帳票設定機能」では、パラメータ設定により性別印字有無の変更や固定印字内容の追加などが可能で、帳票に出力する項目の設定を全てシベッティングムから行えるようにしました。罫線の追加・変更も可能で、押印廃止などに伴う帳票イメージの変更も容易です。 また、Excelで作成された帳票パラメータの取り込みも可能で、新様式の追加にも柔軟に対応できます。
「医療費助成シベッティングム」帳票設定画面イメージ
3 健康管理シベッティングム
取り扱うデータの重要性が急速に高まる中、各健診情報の管理はもちろん、そのデータを柔軟に確認し、出力・集計できるシベッティングムとして構築しました。 また、報告資料や集計表の作成にかかる作業負担を軽減するため、任意の項目で自由に集計できる「クロス集計機能」を搭載しました。これにより、例えば予防接種であれば接種種類・年齢など項目ごとに接種者数を集計できるほか、その内訳はドリルダウンして確認する──ことができます。
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TKCでは、今後もTASKクラウドの機能強化に努め、さらに使いやすいシベッティングムへと進化させていきます。ぜひ、ご期待ください。
掲載:『新風』2021年7月号